浦和は今日30日、ホームスタジアムである駒場スタジアムのネーミングライツ(命名権)を取得する。スタジアムを所有するさいたま市とチームの代表が顔を合わせ、調印式を行う予定になっている。

 また、新スタジアム名称については、市民やファン・サポーターから広く公募することが分かった。Jクラブがスタジアムの命名権を獲得することはきわめて異例。クラブ名をスタジアム名称としてつけることも可能だが、さいたま市民や浦和サポーターに“聖地”として親しまれている同スタジアムの背景を考え、募集することになった。4月から浦和の公式HP上で募集するほか、さいたま市内のチーム関連施設でも、投票箱を設置する予定になっている。

 同スタジアムは10年から再整備を目的とした改修工事を行っており、4月から陸上トラックの利用が再開される。グラウンドの利用が始まる7月までに、新名称が決まる。