<J1:名古屋2-0磐田>◇第15節◇23日◇瑞穂陸
相次ぐ故障者に苦しむ磐田は前半11分にGK八田直樹(26)が負傷交代するアクシデントが発生。2点を失う劣勢で、アウェー名古屋戦の白星から8年遠ざかったまま敗れ、6位に後退した。
攻撃陣にけが人が続出し、総力戦で臨んだ一戦でさらにアクシデントが襲った。前半11分、味方DFと接触したGK八田直樹(26)が左小指を負傷してそのまま退場。骨折か脱臼の可能性が出てきた。急きょ9日のナビスコ杯川崎F戦でプロデビューを果たした竹重が出場。試合序盤で正GKを欠く危機的状況となり、歯車が狂い始めた。
同ロスタイム。ゴール前でFKを与えると、名古屋MF藤本に決められ、先制を許した。戦前、森下仁志監督(39)は「チーム力を見せる絶好の相手。ACLにも出場したチームだし、挑戦したい」。ハーフタイムには「球際を負けないこと。前へ」と厳しい言葉で送り出した。この日は松浦以外のメンバー外選手らも午前練習を終えて会場に駆け付けた。しかし、後半1分にも中央を崩されて失点。チーム一丸で敵地に乗り込んだが、さらに窮地に立たされた。
主導権を握った時の名古屋の鉄壁を今回も味わった。何度かゴール前に踏み込んだが、決定機にはならなかった。これでアウェー名古屋で8年間も勝つことができない。それどころか一矢報いることもなく今季2度目の連敗を喫した。首位をうかがおうかとしていたチームが5位から6位に後退。今日24日に26歳の誕生日を迎える八田まで長期離脱の可能性を残し、悔しい一戦を終えた。



