<天皇杯:C大阪4-0清水>◇15日◇4回戦◇長居

 清水は、またしても鬼門を突破できなかった。05年以来公式戦で勝利のないC大阪の本拠地で、昨年に続き敗戦。今季最後のタイトルを逃したイレブンは、両手に膝を突いてうつむいた。MF杉山浩太主将(27)は「信じて応援に来てくれたサポーターに申し訳ない」と唇をかんだ。

 序盤から、4戦勝ちなしで終わったリーグ戦のような厳しい展開が続いた。前半24分、ゴール前でクリアが中途半端になったところを抜け出され、先制点を失った。攻撃陣も精彩を欠き、シュートはわずか3本しか打てずに折り返した。

 立て直しを図った後半も立ち上がりの8分に左クロスをニアサイドで合わせられ、追加点を許す。アフシン・ゴトビ監督(48)は、同14分にMF八反田康平(22)とMF石毛秀樹(18)を同時投入。同33分には、DF平岡康裕(26)を下げてFW金賢聖(23)をピッチに送ったが、状況は変わらない。同38分、ロスタイムにも失点し力尽きた。

 9位に終わったリーグ戦、準優勝で涙をのんだナビスコ杯に続いて最後のタイトルにも手は届かなかった。ゴトビ体制の2年目も、無冠で幕を閉じた。【前田和哉】