<J2:山形5-1横浜FC>◇第6節◇3月31日◇NDスタ
雪が舞う山形で攻撃陣が爆発した。前半8分にFW万代宏樹(27)の今季初得点で先制すると、同24分にはMFロメロ・フランク(25)が3試合連続ゴール。その後もFW中島裕希(28)らが得点を重ね、横浜FCに快勝した。開幕2連敗からの4連勝で勝ち点を12に伸ばし、2位に浮上した。
凍り付いた相手を粉砕するゴールラッシュだった。気温わずか1度。リーグ戦では09年3月14日名古屋戦以来となるカラーボールを使うほどの雪が舞った。フランクが「逆の立場だったら(試合を)やりたくない」というホームの天候も味方に前半からエンジン全開。横浜FC山口監督が「眠っている状態だった」と言うように、足が動かない相手をいとも簡単に崩した。
主役はフランクだ。前半8分の先制点は、左サイドからのクロスで万代へアシスト。24分には中島の折り返しを中央でトラップ。「シュートコースが空いて、狙い通りに蹴れた」と冷静に右足で自身初の3試合連続ゴール。母国ペルーの子どもたちへサッカー用具などを贈る心優しき男は「うれしいけど、もう1点決めたかった」と反省しつつ、笑顔を見せた。
万代、中島の2トップも結果を出した。フランクを含めたこの3人が、4連勝の中で挙げたゴールのほとんどに絡んでいる。1得点1アシストの中島は「攻撃で描いている絵が同じになってきた」と連係に手応え十分。絶好調の攻撃陣を中心に、4月7日の次節はリーグトップの13得点で並ぶ神戸との首位決戦に乗り込む。【鹿野雄太】



