<J1:大分2-3清水>◇第24節◇8月31日◇大銀ド

 清水が大分を下し、今季2度目の連勝を飾った。前半44分にカウンターからMF村松大輔(23)が頭で先制。同44分にはFW大前元紀(23)が移籍後初得点をマーク。後半18分には、FW高木俊幸(22)にも2戦連続ゴールが飛び出した。終盤に2失点したものの、逃げ切ってアウェーで貴重な勝ち点3をつかんだ。

 今季初の逆転勝利を飾った、鹿島戦の勢いそのままだった。アウェーで、清水が超攻撃サッカーを展開した。序盤こそ冷静にゲームを展開したが、前半終了間際に一気にギアを上げた。

 同43分。中盤で村松がボールを拾うと、ドリブル開始。そこから、絵に描いたような完璧なカウンターが決まった。1度、左サイドを走る高木俊(22)に展開。そのままゴール中央に駆け上がり、最後は頭でネットを揺らした。村松は「自分のゴールでやりたい」と話していた「ゆりかごダンス」を、20日に誕生した次女に2試合遅れで贈った。

 チームに3試合ぶりの先制点が生まれると、もう、エンジンは夏休みの最後にふさわしい“清水祭り”がスタート。わずか1分後の同44分にはロングボールを受けた大前が、ワントラップから技ありのループシュートで復帰後初得点。後半18分には高木俊が宣言通りの2戦連続ゴールをたたき込み、早々と勝負を決めた。

 終盤に2失点した守備陣に課題は残ったが、新戦力が融合を果たし、若きストライカー高木俊も完全に乗ってきた。残り10試合に向けて清水の勢いは増してきた。【前田和哉】