清水サテライトは9日、JFLのホンダFCと練習試合(45分×2本)を行い0-1で敗れた。格下相手に厳しい結果となったが、先発のMF竹内涼(22)が存在感を発揮。14日に控えるJFLツエーゲン金沢との天皇杯3回戦(午後3時・アイスタ)に向けてアピールした。

 1本目はボランチで出場。立ち上がりから中盤で積極的にボールを受けてチームにリズムを与えると、CKから好機を演出。さらに、トップ下に入った2本目の15分にはDF橘章斗(24)とのパス交換から強烈ミドル。36分にも、相手DFの背後に抜けだし、FW鍋田亜人夢(22)に決定的なラストパスを供給した。いずれも得点にはつながらなかったが、積極的な姿勢を90分間貫いた。

 竹内は「得点できる場面もあったし、チャンスを結果にできなかったことは課題。ただ、個人的な感覚は研ぎ澄まされてきていると思う」。アフシン・ゴトビ監督(49)も「以前に比べてパフォーマンスが安定してきた」と及第点を与えた。

 現在、中盤で定位置を争う1人、MF本田拓也(28)が19日のリーグ鳥栖戦は累積警告で出場停止。天皇杯の活躍次第では、3戦ぶりのリーグ戦先発も見えてくる。竹内は「練習からがつがつゴールを狙って、アピールを続けていきたい」と語気を強めた。ツエーゲン金沢戦まで残された練習は3日。まずは天皇杯の先発をつかみにいく。【前田和哉】