<J1:名古屋2-1大宮>◇第30節◇27日◇豊田ス
低迷する名古屋が元日本代表DF田中マルクス闘莉王(32)1人の力で大宮に逆転勝ちした。後半途中にFWに位置を上げ、同22分と41分に混戦で勝負強さを発揮し同点、逆転の2ゴール。リーグでは4得点した昨年8月4日神戸戦以来の複数得点。7戦ぶり勝利で残留も確定させた。これがストイコビッチ監督の退任発表後、初白星でもあった。
出場停止明けの一戦。鬼気迫る働きで勝利をもぎ取った。低迷する日本代表にも、この男がいたらと思わせる魂のプレーだった。「サッカー人生でこんなに苦しい1年はない。でもオレもバカじゃない。このままでは終わらせない。きれいに入らなければ泥くさく決めればいい。オレはどんなに難しい状況や壁にぶつかっても必ず進歩、進化してきた人だから」。代表については語らないが、いつでも助ける準備はできている。苦しい時に頼ることのできる選手は誰なのか?
答えは「闘莉王」-。この3文字が正解だ。【八反誠】




