<J1:磐田0-1横浜>◇第32節◇23日◇ヤマハ

 J2降格が決まった磐田は、首位横浜に敗れ、今季初の4連敗を喫した。降格決定でプレッシャーからは解放されたはずだったが、序盤から縦パスが入らず攻撃のスイッチが入らない。後ろから安易に蹴るプレーも目立ち、セカンドボールも拾えない。後半24分、CKからGK八田直樹(27)がはじいたところを相手DFに決められ先制を許すと、リーグ最少失点の横浜の堅守を崩すことができず、3戦連続の無得点負けとなった。

 左サイドで先発したDF安田理大(25)は「負のスパイラルに完全に陥ってしまった。何をしてもうまくいかなかった。無力感を感じた…」。放ったシュートはわずか2本。相手のハイプレスに最終ラインも乱れ、ピンチを招いた。受け身に立つ磐田とは対照的に、横浜はMF中村俊輔(35)FW斎藤学(23)が個の長所を存分に生かし終始、主導権を握った。

 途中出場のMF松浦拓弥(24)は「全体的に、ボールを拾われすぎた。明らかにいい形のサッカーができていない。それが問題」。今季は残すところあと2試合。年間通して続いた負のスパイラルを、なんとか絶ち切るしかない。【岩田千代巳】