仙台GK林卓人(31)について、広島が獲得候補としてリストアップしていることが16日、分かった。広島は日本代表GK西川周作(27)の浦和移籍が決定的な状況で、新守護神として林の獲得を視野に入れているとみられる。

 ベガルタの絶対守護神に流出の危機だ。今季Jリーグ連覇を達成した広島だが、すでに西川の浦和移籍に備え、01~04年まで在籍していた林の“出戻り”を検討しているという。西川は今季リーグ最少29失点という堅守の中心だっただけでなく、正確なフィードで広島のパスサッカーに欠かせない選手となっていた。林も11年にリーグ最少25失点の立役者となるなど、セービングの安定感は折り紙つき。足元の技術にも自信を持っており、西川に代わる存在としてはうってつけといえる。

 林は7日の東京戦でJ1、J2通算218試合連続出場のJ最多記録に並んだばかり。今季で仙台との契約は切れるが、クラブ側も当然、契約延長の意向を伝えている。林自身もかつて仙台について「僕が札幌で苦しんでいた時に、救いの手を差し伸べてくれた」と話すなど、愛着は強い。一方でプロとしてのキャリアをスタートさせた広島への憧れも大きいとみられ、去就が注目される。