<J2:磐田0-1札幌>◇第1節◇2日◇ヤマハ
J2の舞台も厳しかった。1年でのJ1復帰を目指すJ2磐田は、開幕戦で札幌に敗れた。昨年の天皇杯に続いての連敗で、サポーターからは厳しいブーイングが起こった。
前半16分、相手にFKのワンチャンスで先制を許してしまう。圧倒的に攻め続けるも、前半終了間際のMF山田大記(25)のゴールはオフサイドの判定で幻と消えた。後半30分、FW前田遼一(32)がエリア内で倒されて得たPKのビッグチャンスも、前田のキックは相手GKに阻まれた。
先発したGK藤ケ谷陽介(33)はFKでの失点を悔やんだ。「壁のつくり方が甘かった。それが決勝点になってしまってもったいない。手に当たったので弾きたかった。チームに迷惑をかけてしまった」。それでも、攻撃陣は相手の5本に対して17本と数多くの決定機をつくった。シャムスカ監督(48)も「最初の失点で計画が狂った。ただ、数多くチャンスをつくれていたし、守備も安定していた。大事なのはぶれずに進むこと」と語った。
昨季も相手を上回るシュートを打ちながら勝てず、負の連鎖に陥ったが、山田は言い切った。「昨季はシュートも打てない試合もあった。久しぶりに、負けてる試合でもいけると感じた。まだ、日が浅いポポ、(松井)大輔さん、フェルジナンドとは、もっと連係がよくなる部分は感じる」。進化ののりしろを大きく残した上での敗戦だけに、山田は「融合したときに本当に強いチームになる」と力強かった。【岩田千代巳】



