<天皇杯:北九州3-2横浜>◇3回戦◇20日◇ニッパ球

 J2北九州が前回天皇杯覇者の横浜から金星を挙げた。2-2の延長後半ロスタイム1分、スルーパスで抜けた途中出場の21歳FW渡大生が右足で決勝ゴール。相手DFファビオが治療中という、一瞬の数的優位を生かした。J2で磐田に次ぐ4位につけ、現在6戦負けなし。上り調子で勝ち切った柱谷幸一監督は「渡のカウンターにかけていた」と喜んだ。