東京の元日本代表MF石川直宏(33)が、ロスタイム弾にイメージを高める。

 オフから一夜明けた1日、最終節横浜戦に向けて練習を再開。腰痛で今季は出場が少なかった石川だが「スタメンは難しいだろうし、あるとしても途中出場だけど、終了間際の最後に一仕事をして今シーズンを終わりたい」。頭に描くのは前節・鳥栖-浦和戦とJ2プレーオフ磐田-山形戦で起こったロスタイムでの劇的ゴールだ。「最後に何が起こるか分からない。それが自分だったらなとイメージすると興奮する」。しかも相手の横浜は古巣。今季限りで退任する樋口監督は横浜ユース時代の恩師でもある。恩返しで、苦しんだ今季を締めくくりたい。