ACミランのFW本田圭佑(29)が自身の専用グラウンドを作ることが7月31日、分かった。千葉県内の海浜幕張地区に、フルコートのサッカー場1面とフットサルコートを隣接した施設を建設する。

 セリエAのシーズンオフなど帰国時の自主トレに使用し、地域への貸し出しも検討。早ければ今夏にも着工する。目標にするW杯優勝へ、日本では過去に例を見ない個人の専用練習場が年内にも完成する。

 東京ディズニーランドにほど近い千葉県の海浜幕張地区に、本田のワンダーランドが完成することが判明した。関係者によれば、数年前から専用グラウンドの建設を計画。この日までに、海浜幕張駅から徒歩圏内にある開発地域の土地利用のメドが立った。フルコートのサッカー場1面、フットサルコート2~3面にクラブハウスまで併設した施設を建設することが決定。早ければ年内にも「本田専用練習場」ができる。

 フルコートのピッチには、ACミランの本拠地サンシーロと同じ芝生を希望している。天然芝と人工芝をミックスさせた独特の芝のため、現時点で検討段階だが、所属クラブで結果を残すために、そこまでこだわりを持つ。土地賃貸料を除いても、建設費は5~6億円。大金をはたいてまで、理想の練習場を追求する。