国際サッカー連盟(FIFA)は24日、機能不全に陥っているアルゼンチン・サッカー協会をFIFAの管理下に置き、業務を代行する正常化委員会を設置すると発表した。

 アルゼンチン協会では一昨年にグロンドーナ会長が亡くなって以降、混乱が生じた。グロンドーナ氏死去の1年後に行われた会長選では総票数が75にもかかわらず、候補者2人の得票が38で並ぶ事態があった。FIFAは南米サッカー連盟と協力して、遅くとも来年6月末までには会長選を実施するとしている。