中国2部の深センは5日、元イングランド代表監督で昨季、中国1部の上海上港を率いたスベン・ゴラン・エリクソン氏(68)が、来季の監督に就任することを明らかにした。関係者は「豊富な経験を持った監督で、深センを世界水準に高めてくれるだろう」と期待した。

 深センは7月に、ACミランの監督も務めた元オランダ代表MFのクラレンス・セードルフ監督を招いたが、1部昇格を果たせずに解任し、後任人事を進めていた。一方、エリクソン監督も昨季は1部の上海上港の監督を務めていたが、優勝した広州恒大と勝ち点12差の3位に終わり、退任。後任にはプレミアリーグのチェルシーやトットナムなどで監督を務めた、ポルトガル人のアンドレ・ビラスボアス氏が就任していた。