第1戦が行われ、MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)は、アウェーでベンフィカ(ポルトガル)に0-1で敗れた。

 スタメンは外れたが、アップを1番にして「バイタルでの精度とコンビネーションは意識していた」と備えた香川だったが、出番は回ってこなかった。後半立ち上がりにセットプレーから失点して逃げきられ「いくら前半良い試合をしていても、ワンチャンスを決められたら意味が無い。もちろんセカンドレグはあるが、こういう試合で勝ちきれないのが今のチーム状況。経験不足だったり、選手のクオリティーとか、最後のところでやっぱり良くなかった」と試合を振り返り、「負け方的に嫌な空気だけど、これを引きずるわけにはいかない。自分としては次の試合に備えたいし、チームとしてもしっかりと切り替えないといけない」と第2戦を見据えた。