プレミアリーグのマンチェスターUは22日、今季から指揮を執るモイズ監督(50)の解任を発表した。同クラブの公式ツイッターには、既にモイズ監督がクラブを去ったことが記載され、さらに「これまでの努力、彼の公正さ、誠実さに感謝する」と伝えた。選手兼コーチのMFライアン・ギグスが暫定的に指揮を執る。

 長期政権を任されていたファーガソン前監督の後任として、今シーズンから就任。豊富な戦力を擁してリーグ2連覇や、欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇を目標に掲げていたが、結果を残せなかった。既に欧州CLは敗退。リーグ戦も20日エバートン戦に敗れて、来季の欧州CL出場権を逃したばかりだった。

 モイズ監督は日本代表MF香川真司を一時は飼い殺し状態にしており、香川の退団騒動も起きたほどだった。同監督の解任により、香川の去就にも注目が集まる。

 マンチェスターUは現在、リーグ戦で首位リバプールに勝ち点23差の7位。