スペインの判事が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)を起訴する手続きを進める見通しとなった。ロイター通信が28日、報じた。

 メッシは脱税の容疑をかけられているが、これまでは家族の金銭の流れについては父親だけが知っており、メッシ本人は関知していないとされてきた。だがバルセロナの裁判所は、脱税目的でつくられたペーパーカンパニーの存在をメッシ本人も知っていた可能性があると判断したという。

 メッシと父親は昨年、400万ユーロ(約5億6000万円)以上を脱税したとして告発されたが、否定していた。