<ロシアリーグ:CSKAモスクワ3-2ボルガ>◇22日◇ボルガ

 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(26)が芸術的な決勝アシストを決めた。22日にアウェーのボルガ戦に先発出場。2-2の後半42分にペナルティーエリア手前でボールをもらうと、ゴール前へ左足でフワリと浮き球を送った。間にいる相手DF5人をあざ笑うかのように、約15メートル先にいたFWムサにピタリ。ナイジェリア人ストライカーが冷静に右足を合わせ、3-2で勝利した。

 前節16日のリーグ再開初戦、アラニア戦では2ゴールを挙げた。「ケチャップ出た」と独特の表現。「全開宣言」どおりに好調を維持し、この日も序盤から積極的に前線へ顔を出した。前半25分にはヘディングでゴールを狙い、同35分にはドリブルで攻め込んだ。効果的なパスを何本も送るなど、2試合連発こそならなかったが後半44分の交代まで攻撃陣を操った。

 試合後は右膝にテーピングしていたが、チームのフィジカルコーチは「ケガではなく、クールダウンのため。問題ない」と説明。本田はファンにもみくちゃにされながら、笑顔で帰りのバスへ乗り込んだ。チームは0-2から見事に逆転。強さだけではなく柔らかい技術も見せた本田の活躍で、リーグ戦6連勝を飾った。