山梨学院大のエノック・オムワンバ(22)が1500メートル決勝で3分35秒69で大会4連覇した。この記録は、大会新で今季の世界最高となった。

 この結果に「ものすごくうれしい。ラスト200メートルはきつかったが頑張った」と満足した様子だった。昨日の予選の後は「35秒台を狙う」と話しており、まさに有言実行を成し遂げた。

 今年の箱根駅伝では直前の練習でアキレスけんを痛め、欠場していた。2、3月で追い込みをかけ、現在の調子は上向き。上田監督も「最後の1周で記録が狙えると思った」と結果を喜んだ。