ロンドン五輪代表で大東大の土井がまさかのバトン落下で最下位に。

 アンカーの土井は中位でバトンを受け、スピードを上げて2位争いに持ち込んだ。ラスト5メートルで隣のレーンを走っていた青学大藤森に左手が接触し、人生で初めてバトンを落とすミスをした。

 「なんでだろう」と最初は事態が把握できず、立ち尽くしていた。「申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい」と表情は暗かった。

 今月3日の世界リレー大会では、規定ゾーン内でバトンパスができなかったミス、10日のセイコーゴールデングランプリでは、スムーズなバトンパスができなかったなど、リレーでは失敗が続いている。