日本記録保持者、右代啓祐(28)の弟、国士舘大・右代啓欣が10種競技決勝を制した。

 400メートルと棒高跳びで自己記録をマークし、合計では自己2番目となる7222点を出した。「今年の目標は7500点超えと関東インカレ優勝だったので、まず1つ達成できてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。「兄は活躍してきて、自分はやっと1歩前進できた。将来は兄を超えて、世界で戦いたい」とさらなる抱負を語った。