男子マラソンでリオデジャネイロ五輪代表を確実にした北島寿典(31=安川電機)が、スピードを磨いて本番に臨む。

 2時間9分16秒で日本人最高の2位に入ったびわ湖毎日から一夜明けた7日、大津市内で「自分の感覚では1キロ3分ペースなら、いくらでも走れる気がする」と2時間6分30秒前後の高速ペースに意欲を見せた。山頭(やまがしら)監督も「(ラストの)上がりもきていたのでまだまだ記録が伸びる感触がある」と太鼓判。「五輪は正直わからない。『オレが…』って感じ」という北島が進化を目指す。