日本陸連は17日、都内で理事会を開き、リオデジャネイロ五輪の男女マラソン代表6人を決定した。この日は福士以外の五輪初出場5人が記者会見した。

 伊藤舞(31=大塚製薬)は登壇すると深々と頭を下げ、礼儀正しく感想を述べた。「私は最初に内定をもらいました。早く内定をもらったことを最大限に生かしたいです。女子マラソンまで150日になりました」。監督と一緒に、女子マラソン当日午前9時までの残り時間を表示するアプリを入れており、計画的に練習を進めていく。「2年前のナショナルチームの合宿では、福士さん、田中さん、野口みずきさんと同じ部屋で、とてもモチベーションが高くなりました」と、周囲にも気を配っていた。