17日にリオデジャネイロ五輪マラソン代表に選ばれた男女6人が18日、都内でそろって会見に臨んだ。

 過去3度の五輪は1万メートルなどのトラック種目で出場し、日本陸上女子初の4大会連続五輪出場となる福士加代子(33=ワコール)は「うれしいです。やったーという感じと、落ち着いたのと、これからやろうかと、はっきりした感じです」と喜んだ。選考レースの大阪国際女子で2時間22分17秒と設定記録を突破し、優勝。その後、名古屋に強行エントリーしたことで物議を醸したが、この日は終始晴れやかな表情だった。

 8月14日のレース当日は34歳4カ月で迎えることになり、日本女子マラソン最年長出場となる。

 他に男子は佐々木悟(30=旭化成)、北島寿典(31=安川電機)、石川末広(36=ホンダ)、女子は伊藤舞(31=大塚製薬)、田中智美(28=第一生命)が出席した。