DeNA陸上部が28日、都内で16年度新体制発表会見を行った。会場となったのは港区のプーマ社の施設。新年度より同社をオフィシャルパートナーとして迎え、ユニホーム、トレーニングウエア、シューズ等の提供を受けることが決まったためで、瀬古利彦総監督(59)は、「プーマさんは陸上の長距離からは遠い存在だと思っていた。世界を目指して一緒にやっていきたいですね。(ロゴも)バネがきいて、軽やかだよね。ライバルをつかまえて抜き去るイメージだね。何とも言えない躍動感がありますね」と絶賛した。

 カラフルだった昨年度から、180度違う黒を基調にしたユニホームに変わる。瀬古氏は「黒が良いですね。強そうに見える。『そう』を抜いて、強い選手になってくれれば」とこちらも大歓迎していた。

 新体制ではこれまでコーチを務めていた04年アテネ五輪代表の国近友昭氏が監督に昇格する。選手は高木登志夫(東海大)と木津晶夫(日大)が加入し、計10人の選手体制で臨むことになる。