反ドーピング態勢の不備で国際陸連から警告されたエチオピアが11月までに150~200人の選手を対象に大規模なドーピング検査を実施することが7日、分かった。
要請に応じないと国際陸連から処分される可能性がある。AP通信が報じた。
検査の結果は全て世界反ドーピング機関(WADA)と国際陸連に提出する必要がある。しかしエチオピア陸連は「8月のリオデジャネイロ五輪に参加を禁じられる懸念はない」としている。
長距離王国のエチオピアは陸上9選手がドーピング違反の疑いで調査され、3月に3選手が資格停止処分を科された。