ドーピング違反でロンドン五輪陸上の女子1500メートル金メダルを剥奪され、8年の資格停止処分を受けたアスリ・カキルアルプテキン(トルコ)が競技復帰を認められたことが3日、分かった。

 世界反ドーピング機関(WADA)の調査に協力したとしてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に処分軽減を求めていた。

 国際陸連はCASが暫定的に処分を解除し、復帰を許可したと明かした。CASによるカキルアルプテキンの聴聞会は4日開かれるが、すぐに裁定が出ない可能性がある。