女子マラソンのリオデジャネイロ五輪で14位に終わった福士加代子(34=ワコール)が、来年以降のマラソン続行に関して口を開いた。24日、全日本実業団対抗選手権第2日が行われたヤンマースタジアム長居で、サイン会と熊本地震への募金活動に参加。海外レースを含めたマラソン再挑戦計画がある来年について「流れ、流れ。やるかもしんないし。やれればいいんだろうけど」と“福士節”。じっくりと自身のコンディションを見極める構えだ。

 現在の練習については「適当にやってます」と照れ笑い。チームで臨む全日本実業団女子駅伝予選会(10月23日、福岡・宗像)については「駅伝はやる、やる」ときっぱり口にした。

 この日のサイン会では笑顔でファンに対応した。まずは駅伝での走りを、今後に向けた足がかりにする。