50キロ初挑戦の小林快(23=ビックカメラ)が、日本歴代4位の3時間42分8秒で初優勝して、来夏の世界選手権ロンドン大会代表入りを決めた。

 日本陸連の派遣設定記録3時間44分38秒を突破して優勝。内定条件をクリアした。

 小林は20キロでリオデジャネイロ五輪を逃したが、4年後の東京五輪を見据えて50キロに転向。持ち味の持久力とスピードを生かし、初レースで快記録を出した。「どれくらいのタイムが出せるかと思っていた。3時間44分ぐらいかと思っていたので、思った以上の出来でよかった。世界選手権は初めてになりますが、入賞を目指してやっていきたい」と話した。盛り上がる日本競歩界にまたもや新星が誕生した。