女子の安藤友香、清田真央(ともにスズキ浜松AC)はそろって悔しさをにじませた。

 3月の名古屋ウィメンズマラソンで女子の初マラソン日本最高記録を出した安藤は後半に順位を上げたが、思うようにはペースを上げられなかったそうで「力を使う走りをしてしまった。最低限の走りしかできなかった」と表情はさえなかった。

 清田は里内コーチから「安藤に勝ってこい」と送り出されたが、終始追う展開となって29秒遅れてゴール。「安藤選手に負けてばかり。まだ差があるなと実感した」とうなだれた。