6日に開幕する総合競技大会「第6回東アジア競技大会」(15日まで、中国・天津)に出場する日本代表選手団の結団式が2日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで開かれた。

 選手団の主将という大役を務める陸上男子短距離の飯塚翔太(22=中大4年)は「めっちゃ緊張しました。(陸上の)メンバー選考も20年東京五輪を考えたものと聞いてますし、結果を出してほしい、ということなんですね」と、壇上で決意表明を行ったこともあり、汗をぬぐいながら話した。

 今季は5月に、200メートルで20秒21の日本歴代3位をマークし、近い将来の日本人初の19秒台突入も期待される。「今季、個人のレースは最後。20秒4~5ぐらいは出して優勝したい」。“和製ボルト”の異名を持つ男が、中国での快走を誓った。