7日に号砲が鳴る伝統の第68回福岡国際マラソン(平和台陸上競技場発着=日刊スポーツ新聞社後援)の招待選手記者会見が5日、福岡市内のホテルで開かれた。

 日本勢で期待される1番手が中本健太郎(32=安川電機)だ。12年ロンドン五輪6位、昨年のモスクワ世界選手権5位と、世界舞台で連続入賞。そのモスクワ以降、故障や体調不良が重なり、マラソンはモスクワ以来となる。ブランクはあるが、夏場は「ナショナルチームのレベルが高い中で質の高い練習もこなせた。その自信を日曜日にぶつけたい」と、穏やかな口調の中にも闘志を込めた。