10年バンクーバー五輪のフィギュアスケート男子シングルで7位に入った織田信成氏(30)が11日、大阪市内で母校・関大のアイススケート部監督就任会見に臨んだ。現在はプロフィギュアスケーターや、タレントとして活躍。仕事を続けながら、学生の指導にあたる。

 会見では親交が深く、前日10日に現役引退を表明した浅田真央(26=中京大)について話が及んだ。織田氏は涙を流し「戦う浅田真央選手が好きだった。カッコいいし、尊敬していた。その姿が見られないと思うと…。またゆっくり、一緒にカフェにでも行きたい」と思いを語った。