北京五輪のバドミントン女子ダブルスで8強入りした小椋久美子、潮田玲子組(三洋電機)の潮田が引退を検討していることが17日、分かった。

 2人は10月下旬からのデンマーク・オープンとフランス・オープンにエントリーしているが、日本協会の銭谷欽治強化本部長も「潮田が(引退か現役続行かを)正直迷っていると言っている」と認めた。小椋は現役を続けるという。

 潮田は16日の記者会見で「五輪が終わり、もう1回頑張ろうという気持ちがなかなかわき上がらなかった」と語った。11月の全日本総合選手権終了後にロンドン五輪も見据えた来年の日本代表を選ぶため、それまでに結論を出す予定という。

 「オグシオ」の愛称で親しまれている2人は2006年アジア大会、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得。実力と端麗な容姿で注目を集め、バドミントン人気に貢献してきた。