男子テニスのホープ、錦織圭(18=ソニー)が疲労性の右ひざ痛により、今季の残り試合を欠場することが18日、分かった。所属するマネジメント会社が発表した。

 錦織は前週のストックホルム・オープンでベスト4入りした後、ひざの治療のために練習拠点の米フロリダ州に戻った。磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査の結果、大きな損傷は見つからなかったものの、来シーズンを万全の状態で迎えるための決定という。

 2月のデルレービーチ国際選手権で、日本人男子2人目となるツアー優勝を飾った錦織。最新の世界ランキングでは日本人男子歴代2位の66位で「今季成し遂げたことを誇りに思っている。世界一のプレーヤーになるという目標に向かって、今後も努力していきたい」とコメントを発表した。