<競泳:日豪対抗>◇10日◇キャンベラ

 男子200メートル背泳ぎで昨年の北京五輪5位の入江陵介(近大)が1分52秒86の世界新記録で1位となった。

 従来の記録は北京五輪で優勝したライアン・ロクテ(米国)が出した1分53秒94で、初の世界新となる入江は一気に1秒08も塗り替えた。

 男子200メートル平泳ぎの立石諒(キッツウェルネス藤沢)は2分8秒25、女子200メートル平泳ぎでも北京五輪7位の金藤理絵(東海大)が2分22秒83といずれも好タイムを出して勝った。

 今大会は1レースに両国からそれぞれ4選手までが出場し、各上位2人の順位得点を積算して争う。日本は162点で167点のオーストラリアに惜敗したが、ユースとの合計点では352点で、305点のオーストラリアに勝った。