<剣道:第59回全日本選手権>◇3日◇東京・日本武道館

 剣道日本一を決める大会は、64人によるトーナメント戦で争われ、決勝は高鍋進6段(35=神奈川県警)が東永幸浩6段(埼玉県警)から突きを奪って勝ち、2年連続2度目の優勝を果たした。2連覇は、1990、91年と98、99年に2度達成した宮崎正裕以来史上2人目の快挙となった。

 高鍋は準々決勝で米屋勇一6段(埼玉県警)を破り、準決勝は岩下智久6段(千葉県警)を下した。2年ぶり3度目の優勝を狙った内村良一6段(警視庁)は、東永に準決勝で敗れた。