<フィギュアスケート:GPシリーズ第6戦・NHK杯>◇第2日◇29日◇大阪・なみはやドーム◇男子フリー

 SP5位の羽生結弦(19=ANA)は、フリーで151・79点、合計229・80点となり4位に終わった。

 冒頭の4回転サルコーが2回転に、続く4回転トーループも3回転となり転倒、精彩を欠いた。

 羽生は「悔しいです。本当に悔しい。けがで練習が出来ていないと思っているかも知れませんが、けがじゃな、本当に今の僕の実力」と顔は時折、笑顔を見せたが心の中はふがいない自分に腹立たしさを感じていた様子だった。

 優勝は、SP3位の村上大介(23=陽進堂)が合計246・07点で逆転初優勝を飾った。SP首位の無良崇人(23=HIROTA)は、合計234・44で3位となった。た。

 無良と羽生はともにGPファイナル切符(12月、スペイン)を手に入れ、先に出場を決めていた町田樹を含め、日本勢3選手がファイナル出場権を獲得した。