ライバルは身内にあり!

 バレーボール男子Vプレミアリーグのサントリーが23日、大阪市内で11月のリーグ開幕へ向けた会見を行った。99年度からVリーグ5連覇を果たした強豪も昨季は3位。6季ぶりの王座奪回へ、日本代表のセッター阿部裕太(31)や元ブラジル代表オポジットのウオレス・マルティンス(29)が加入し、元日本代表でイタリアリーグでプレーしていたウイングスパイカー越川優(28)も4季ぶりに復帰した。

 チーム初の外国人指揮官で、イタリア代表監督の経験を持つパオロ・モンタニャーニ監督(44)は「サントリーに来て見つけたのは情熱と勇気です。この2つをチーム全員で持ってシーズンを戦いたい」と熱く語った。

 日本代表ミドルブロッカーの山村宏太主将(32)は「このチームで優勝したいのは3つ。1番意外が嫌いなこととサンゴリアスに負けたくないこと、そしてチームのみんなに優勝を知ってもらいたいからです」と、今季ここまで7戦全勝でラグビートップリーグ2連覇へ好発進した「サントリー・サンゴリアス」への対抗心をむき出しにしていた。

 サントリーの開幕戦は11月3日(午後2時5分開始)、大阪・パナソニックアリーナで昨季優勝のパナソニックと対戦する。