アテネ五輪女子背泳ぎ代表の寺川綾(24=ミズノ)が、競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチに弟子入りしたことを明かした。17日、都内で実施中の第2次五輪強化選手合宿で「上を目指すなら平井先生のところだと思って決めた」と明言。北京五輪出場を逃し、新たな環境を模索する中で昨年末から年明けまで、平井コーチが指導する東京SCの合宿に参加し「全部が新しかった」と、成長できると確信した。1月から本格的な指導を受け、今季はすでに50メートル背泳ぎで2度の短水路日本新をマーク。寺川のライバルで、五輪2大会連続銅メダリストの中村礼子を指導してきた平井コーチも「スピードは礼子よりもある」と期待していた。