体操の世界選手権東京大会は今日7日、東京体育館で開幕する。史上初の個人総合3連覇が懸かる内村航平(22=コナミ)が、開会式で選手宣誓を務めることになった。例年、ホスト国が務めるもので、6日の公式練習中に立花男子代表監督から宣誓の文言が書かれた紙を手渡された内村は「(言葉が)長くて覚えられない。宣誓は(昨夏の)全日本学生選手権で1度だけです。押しつけられたので、かまないようにだけ気をつけます」と笑わせた。

 この日は1時間半のうち1時間をマッサージに充て、1度も動かなかった。前日の公式練習で両ふくらはぎをつって演技を中止したが「何もやっていないので分からないけど、たぶん良くなっている。気持ちの問題だと思って、考えないようにしています」。