<卓球:全日本選手権大会マスターズの部>◇初日◇26日◇神奈川・県立体育センターほか

 30歳以上の年代別に競い合う全日本卓球選手権大会マスターズの部が開幕し、最高齢99歳の竹内柏夫が男子ハイエイティ(85歳以上)の部に出場し、話題となった。竹内は秋田県在住で現役の歯科医師。この日は3人によるグループ戦に登場したが、神奈川県の関口政吉(88)、石川県の山田晋(87)にともに0-3で敗れ、決勝トーナメント進出はかなわなかった。竹内は「受け身になってしまった」。関口、山田は「バックハンドが素晴らしい。対戦できて光栄」と口をそろえて話した。