国際バスケットボール連盟(FIBA)のパトリック・バウマン事務総長(47)が26日、来日した。都内でバスケットボール関係者と会談し、無期限の資格停止処分を科した日本協会の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)の陣容を確認。日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(78)をまとめ役のチェアマンにすることを決めた。

 川淵チェアマンの補佐役として、FIBAのインゴ・ワイス財務部長が実質のNO・2を務める。特別チームには日本オリンピック委員会(JOC)の青木剛副会長、日体協の岡崎助一専務理事、日本協会の梅野哲雄会長代行、電通の中村潔執行役員、NBL東芝の林親弘部長、TKbjリーグ琉球の木村達郎社長、元女子日本代表のエースでユニバ女子監督を務める萩原美樹子氏に弁護士を加えた10人。オブザーバーとして文科省の久保公人局長が入る。

 特別チームの下には(1)協会のガバナンス(組織統治)(2)男子リーグのNBLとbjの統合(3)男女代表チームの強化体制確立のテーマごとに作業部会を設置。特別チームの初会合は明日28日に行われる。