ラグビー全国高校大会(27日開幕、大阪・花園)で5度の優勝を誇る名門で、今大会Bシードの国学院久我山(東京第1)が、インフルエンザの集団感染で直前調整が満足にできない苦境に陥った。19日に都内のグラウンドで練習を再開したが、主将の須藤拓輝(3年)ら東京大会決勝の登録メンバー25人中10人が練習に参加できなかった。

 11~14日までの奈良遠征で感染が拡大し、前日18日まで部での練習を休止していた。この日も監督から「手洗い、うがい、マスクをしないで家に入らないように」と選手に注意喚起が促された。各自でワクチンを接種するなどの対策を講じているが、開幕まで1週間しかない。

 25日に大会中に宿泊する奈良県に移動し、30日に西陵(愛知)坂出工(香川)の勝者と初戦を迎える。「新型でない子もいる。主力は熱さえ下がれば使えるが、先発起用できるかは動き次第」と竹内監督。12年ぶりの全国制覇へ、初戦から正念場になる。