大相撲の優勝力士に贈られる「優勝額贈呈式」が8日、東京・両国国技館で行われた。東京場所の初日前日恒例の式には、春場所で優勝した横綱白鵬(25=宮城野)と、初場所優勝直後に引退した元横綱朝青龍関の代理として、師匠だった高砂親方(元大関朝潮)が出席。高砂親方は、愛弟子最後の優勝額を受け取り「よく25回も優勝したもんだ」と話した。

 白鵬は通算13枚目の優勝額に「これがあって、場所が始まるという感じ」と2連覇を狙う夏場所(9日初日、両国国技館)へ向けて口もとを引き締めていた。