横綱朝青龍(28=高砂)が、またしても問題行動を起こした。6日の宮崎・延岡巡業2日目の朝げいこを無断欠勤した。姿が見えなかったため、巡業部関係者が朝青龍サイドに電話連絡。その時点で初めて欠勤理由が「左ひじ治療」であることが伝えられた。
大島巡業部長(元大関旭国)
疲れがたまっているから治療に行ったと。急にやったからね。(日程も)ちょっと変則だし、治療と(けいこを)両方やってるから、仕方ない。
けいこを休む場合、事前に巡業部へ申し出るもの。8月の札幌巡業でも「無断欠勤」の“前科”がある。それでも痛めている左ひじの治療が理由と聞き、同部長は寛容だった。けいこ中に連絡が取れて「無断欠勤」は不問に付された。
同部長が擁護していたそのころ、主役は登場した。午前11時2分、けいこ終了と同時に、朝青龍が会場入り。ところが、再び問題が発生した。朝青龍は欠勤理由を「カゼ」と主張した。
朝青龍
へんとうが腫れちゃってね。病院に行って薬を飲んだ。昨日の寒さがね。やっぱり弱いね。
薬が抜群に効いたのか、朝青龍はせき込むこともなく、ジャージー1枚で動き回った。土俵入りや白鵬との取組では、左ひじにサポーターもせず、ファンに笑顔を振りまいた。前夜は宮崎牛を堪能し、新大関日馬富士と深酒したという。帰り際には「へんとうが腫れてね」とあらためて強調。進退を懸ける立場になっても、懲りない横綱は変わらない。【近間康隆】

