支配下登録期限が7日後に迫った7月24日。ソフトバンク三浦瑞樹投手(24)はプロ3年目で支配下登録を勝ち取った。

ライブBPに登板した三浦(撮影・岩下翔太)
ライブBPに登板した三浦(撮影・岩下翔太)

教え子の吉報に人知れず喜んだ人がいる。高校時代の恩師、盛岡大付(岩手)・関口清治監督(47)だ。

「よく我慢してここまでっていう感じですね。よく頑張ったかなと思います」

三浦は横浜瀬谷ボーイズ(神奈川)から入学。1年春からベンチ入りし、2年夏に甲子園デビュー。3年春のセンバツ3回戦では智弁学園(奈良)を9回1失点に抑えて完投勝ち。同校初となる甲子園8強へ導き、同年夏も8強入りした。関口監督は「左(投手)独特の、打ちにくいボールを投げていた。変化球でもストライクが取れていたのが良かった」と当時を振り返る。

盛岡大付時代の三浦瑞樹と盛岡大付・関口清治監督(2017年撮影)
盛岡大付時代の三浦瑞樹と盛岡大付・関口清治監督(2017年撮影)

さらに「甲子園で勝ちに恵まれていましたね。勝ち運がありました」。三浦は高校時代に春夏合わせ3度の甲子園で9試合に登板。同校歴代最多の甲子園4勝をマークした。関口監督にとっても思い入れ深い教え子の1人だった。

盛岡大付時代の三浦瑞樹(2017年8月撮影)
盛岡大付時代の三浦瑞樹(2017年8月撮影)

卒業後は関口監督の母校でもある東北福祉大へ進学し、21年育成ドラフト4位でソフトバンクに入団した。プロ入り後も「気にしていて、成績はよく見ていました」。今季はウエスタン・リーグで2勝3敗、防御率1・52をマーク。プロ3年目での飛躍にも、支配下昇格の連絡をもらった際に「やっと本格的にできるんだからもっと頑張らなきゃダメだぞ。これからだぞ」。期待しているからこそ、激励の言葉もかけた。

また、ソフトバンク松本裕樹投手(28)も教え子の1人だ。関口監督は「(1軍で)三浦が先発、松本が抑えのゲームを見てみたいですね」と、タカの“盛付(もりふ)リレー”実現に胸を膨らませた。【ソフトバンク担当・佐藤究】

ブルペンで投げ込む盛岡大付時代の三浦瑞樹(左)と松本跳馬(2017年撮影)
ブルペンで投げ込む盛岡大付時代の三浦瑞樹(左)と松本跳馬(2017年撮影)