1984年の夏の甲子園で優勝経験を持つ古豪取手二が、3回戦に駒を進めた。

 完投したエースで4番の香取正樹投手(3年)は「自分が打てなかったので、抑えないととの気持ちで投げました」と笑顔で勝利の喜びをかみしめた。

 後藤賢監督(57)は「ピンチでも粘り強い投球ができた」と香取の好投をたたえた。