学法石川の最速150キロ右腕尾形崇斗(3年)が聖光学院と準決勝で対戦する前に、準々決勝で姿を消した。

 初回からこの日最速の145キロ直球を投げ込むも、適時失策から先制点を許し8回8安打7奪三振4失点で降板した。試合後、控室から出てきた尾形の目は赤く充血していた。「悔いはない。負けは負け。2度とここには戻れない。10年後、20年後、今日の7月19日の試合があったからこそ、ここまでこれたと言えるようにやっていきたい」と宣言し、球場をあとにした。